イヌワシ~うらぶれ探偵とお嬢様刑事の池袋事件ファイル~のプレイ後感想【1話・2話ネタバレあり】
Switchにてダウンロード購入できるようになりました【イヌワシ】をプレイしてみました。
もともとはスマートフォン用のアプリとして販売されていた本作ですが、Switchで遊べるということで楽しみにしていました。
【イヌワシ】は『探偵 神宮寺三郎』シリーズのスタッフが手掛けているとのことで神宮寺三郎ファンの私としては「これはやるしかない!」と思いプレイしました。
以下ややネタバレを含んだ全体感想となります。
未プレイの方はご注意ください。
あらすじ
主人公は元警察の「狗神エイジ」です。作中ほぼ「イヌガミ」って呼ばれているのでエイジという名前だったことに今気が付きました。
現在イヌガミは池袋に事務所を構えて探偵をしていましたが、ある日突然刑事時代の相棒鷲宮ツカサの妹である「鷲宮ヒナ」が現れた…と思ったら事務所ごとウサギの着ぐるみに襲われ速攻事務所が放火されてしまうところから物語は始まります。
エンディングは各話で決められた個数以上の星を獲得することで
- ベストエンド
- ノーマルエンド
- バッドエンド
を見ることができます。
星は主に正しい選択肢を選んだり、サイコレゾナンスを成功させたり、アクションを成功させたりすることで得ることができます。
フローチャートでやり直しが簡単にできるので間違えたり、失敗したりしても心配はありません。
またベストエンドをとれば自動的にノーマルエンドとバッドエンドもフローチャートに出現するので何度も周回することなくベストエンドを目指せば全エンディングを回収することができます。
第1話 兎は切り裂く
イヌガミとヒナの出会いから始まり、本作全体を通した始まりの話でもあります。
ウサギの着ぐるみのインパクトはすごいですが、犯人自体は大したことありません。
それよりもその犯人を操っていた人物が本作の黒幕となります。
まぁ、推理物を好んでいる人にとっては「なんか怪しいやつがいるな」と思ったと思った登場人物がそのまま黒幕なので意外性はそんなにありませんでした。
タイトル画像にもちゃっかりいますしね。
また、ゲームシステム的な話でいえば、ヒナの使うサイコレゾナンス(3つのワードから関係あるものを選択する×3回)やピンチを切り抜けるアクション(スライドするバーをOKラインで止める×3回)などしっかりと盛り込まれていました。
第2話 狐は闇に潜む
この話でも新しく仲間になる登場人物がいます。
最初は協力的ではありませんが、ピンチを助けてあげたら仲間になってくれます。
しかも今後も結構役に立つという…パソコン操作やハッキングなど電子系に強いのでこの話以降の情報収集などすべて彼がやってくれます、ありがたや!
ただし、体力と武力はないので敵の陣地に乗り込んだりすると途端にお荷物になるのはご愛敬かな…武闘派の美馬とデコボココンビみたいでお気に入りです。
前回取り逃がした黒幕を追うため、関わっていそうな事件を追うことになるのですが、なかなか捕まえることができません。
とりあえず、しばらくは黒幕が関与した事件を追う展開になります。
概ね第1話と第2話で味方側の登場人物は出そろいます。
今後はこのメンツで黒幕と戦っていくことになるのですが、会話のテンポなよく、軽快なので読んでいてもとても楽しいです。
コメディ部分もありつつ、シリアスな部分はしっかり引き締めているので続きが気になってどんどん進めてしまう内容です。
引き続き第3話以降の感想も別記事で書いていきたいと思います。
続きの感想はこちらになります。