ゴシックマーダー クリア後感想【トゥルーエンド・アナザーエンドのネタバレあり】
イヌワシと同じくオレンジよりSwitchのDL専売で販売されたソフトです。
こちらも神宮寺三郎シリーズのスタッフによって作成されたアドベンチャーゲームですが、神宮寺三郎やイヌワシと違って珍しく西洋を舞台とした作品になっています。
またほんのり乙女ゲーム仕様なのも特徴でしょうか。
一応攻略対象というかエンディングを迎えられるのは2人いて、トゥルーエンドのアナザーエンドがそれに当たります。
どちらもその後が見てみたくなるエンディングでとてもいいエンディングでした。
以下からはエンディングなどについてネタバレがあるので未プレイの方やクリアしていない方はご注意ください。
全体感想
エンディングを迎えるまでの全体感想です。
本作は1話ずつ話が進んでいき、最後に一連の事件の黒幕がわかる流れとなっています。
各話ではポイントクリックによる証拠集めなどがメインとなり、証拠を集めながら犯人を捜したり、アーヴィングの死を阻止したりします。
クリックする箇所は最初から決まっているので順番にクリックするだけで証拠などはすぐに見つかります。
また全部発見しないと先に進まないようになっているので見逃しの心配もありません。
証拠を全部集めたら各話の最後に犯人と尋問をします。
ここでは集めた証拠を使って犯人を尋問していきます。
ここではゲージが表示されており、ゲージがなくなってしまうとゲームオーバーでバッドエンドとなります。
ゲージは間違った証拠などを選択すると減ってしまうので、しっかりと質問に対して合った証拠を選ぶようにすればほぼゲームオーバーになることはありません。
ゲームオーバーになってしまってもチャプターからやり直すこともできますし、直前にセーブすることもできるので簡単にやり直すことができます。
私は全エンド制覇する派なので、やり直しが快適でよかったです。
難易度としてはそんなに難しくないですし、ミニゲームなどもないのでゲームが苦手な方でもやりやすい部類ではないかと思います。
普段あまり推理系のアドベンチャーゲームをプレイしない方でもクリアするのは簡単なので、イラストやキャラが気に入ったという方でも簡単にクリアできます。
トゥルーエンド【アーヴィングエンド】
トゥルーエンドは主人であるアーヴィングとのエンディングです。
元々主人公のエリーはアーヴィングに雇われており、予知夢でアーヴィングが殺されてしまう夢を見たのをきっかけにアーヴィングを守るよう行動するようになります。
なのでアーヴィングに落ちるのは自然な流れかなと思います。
事件の真相としては、黒幕が双子の兄であり過去のことが関係しているのですっきりと話の通ったエンディングとなっています。
ちなみに私は途中までまったく黒幕がわからなかったので、めっちゃ考えながらプレイしていましたw
作中ではそこまで甘い雰囲気はないのですが、エンディングを迎えるとアーヴィングから一連の事件を解決したお礼などがあります。
そのあとモノローグで二人の明るい未来へとあるので、ふんわりと恋愛エンドなのかな?というほのめかしになっていると思います。
アナザーエンド【ユーインエンド】
ユーインひいきの選択肢を選んでいくとルートに入ることができます。
乙女ゲームのようにアイキャッチはありませんが、おおよそ見当がつきそうな回答が多いので間違うことは少なそうです。
アナザーエンドでもだいたいの流れはトゥルーエンドと変わらず、事件の黒幕や真相なども特に変わることはありません。
途中の会話などがややユーイン寄りになったりする程度かなという感じです。
そしてトゥルーエンドではエリーはそのまま屋敷で働き続けるのですが、アナザーエンドではなんとユーインについていくことになります!
ユーインは客として屋敷に来ていたので事件が終われば帰ることに。
エリーがそれをさみしがっていると、「俺についてこい!」と!
なんと今回の事件を解決に導いた手腕を買われ、警察の手伝いをすることになったそうで無職から安心の職へとw
「エリーは好奇心旺盛だからいろんな世界を見た方がいい」と言われ、迷っているとアーヴィングからも「行ってきなさい」と…心なしか未練がありそうに言われます。
そうしてエリーは屋敷での仕事を辞め、ユーインについていき広い世界を見に行くこととなりました。
まとめ
アナザーエンドは、これはこれで先が楽しそうなエンディングです。
個人的にはやはりトゥルーエンドの方がすっきりするかなという感じかします。
せっかく頑張ってアーヴィング守ったんだしねw
事件が解決し終わったから屋敷から去る…というのはせっかく屋敷で仲間もできたのに悲しいかなとも思います。
だからユーインエンドはアナザーエンド扱いなんだろうなと思います。
まぁユーインも嫌いではないので、アナザーとしてなら受け入れられるかな。