オランピアソワレ 縁 クリア後感想【ネタバレあり】
前回二人が地上に所属している人だったのに対し、縁は黄泉に住んでいる側の人間となります。
地上中心の生活では見えてこなかった部分なども話に関わってきたりもします。
そんな縁は黄泉にある死菫城(しきんじょう)の店主をしており、主に薬湯を用いた湯屋と食事処、花占いなどを行っています。
縁の薬湯は効果が高いと言われており、黄泉にあるにも関わらずお忍びで地上の上位色層の方々も利用しているとか。
人当たりがいいこともあって薬湯だけでなく、縁目当てで通っている客もいたりします。
また優しいだけでなく、黄泉の統括も任されており何か問題があると縁が解決することになっています。
黄泉の人々には相当恐れられているらしく通称「地獄大夫」と名乗っており、名前を出しただけでたいていの問題は収まってしまうのですから、相当怒らせると怖いのでしょう。
そんな縁とのルートはなかなかハードな内容でした。
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縁ルート 全体感想
縁ルートでは「なぜ縁は黄泉に住んでいるのか?」などいろいろな問題が明かされていきます。
縁は黄泉にいますが、「紫」の色層を持っています。
「紫」は元々上位の色層であり、地上で生活することもできる立場ですが、それでも黄泉にいるのはすでに「紫」の一族が自分しかいないからという理由です。
またその一族は「白」の女によって殺されたと言い伝えられており、ひそかにオランピアを憎んでいました。
しかし縁には幼い頃から想っていた女の子がいました。
それは縁の育ての親である月黄泉から聞いたことのある女の子のことでした。
月黄泉はオランピアの育ての親でもあるので、実は縁の想い人はオランピアのことだったんです。
幼い頃から恋焦がれていた女の子は「白」の女だったという複雑な関係で話は進んでいきます。
縁ルート バッドエンド【月夜の咎人】
「紫」の一族をと姉を殺した犯人を珠藍大姉と叉梗だと思い込み、二人を殺してしまいます。
このままでは処刑は免れないので地上の海まで逃亡し、オランピアの力で自分を結晶にしてほしいと願います。
生きたまま結晶にするのはかなりの苦痛を伴うため、躊躇しますが「このままではどうぜ処刑されてしまうのだから」と結晶となってオランピアのそばにいることを望みます。
そして結晶になった縁ですが、結晶だけでなくオランピアのお腹の中には新しい命が芽生えていました。
その子を育てるために侍女を連れて天女島に帰るという結末になるエンディングです。
実は結晶になる前に縁とのつながりを求めてお互い最初で最後のつながりを持ち、子供ができたということなんですが…。
うーん、本人たちだけは幸せなんだろうけどねぇ。
何ともやるせないエンディングだなと思います。
また侍女についてですが、このルートでは明かされていませんが確か天女島出身だけど運命の半身を追いかけて天供島に来てしまったという話があったと思います。
確か玄葉ルートでその話があったと思うので、そこでようやく「なぜ侍女ついてくるの?」というのが解決しますよ。
縁ルート バッドエンド【女王蜂】
縁の処刑が決まったしまったルートです。
叉梗がいう通りにすれば縁の処刑を保留にしてくれるというので、それに応じます。
その指示というのが「白の女はどの色と交わっても白しか生まないのか」という実験でした。
叉梗に言われるまま、主のいなくなった死菫城の女店主となり多くの男性と交わっていきます。
心は縁のものなのに体はどんどん他人のものになっていくというどうしようもないエンディングです。
オランピアは心から縁を想い、叉梗に従いますが実際は戻ることができない状態にあり、結局いいように実験台にさせられているという何とも後味の悪い内容です。
オランピアは「私が縁を助けてあげる」と心を強くしてこの状況を我慢していますが、もう縁は戻ってこないと知ったら一気に精神崩壊しそうな状況だなと思いましたね。
縁ルート ハッピーエンド【眩しい浜辺にて】
「紫」の一族と姉を死に追いやったのは珠藍大姉と叉梗ではなく、珠藍大姉の亡くなった夫だったという事実が判明します。
珠藍大姉は剥を患い、子供が生めない身体になってしまってからというもの傍若無人の限りを尽くします。
珠藍大姉と縁の姉は仲が良く、よく会っていたため夫に目を付けられある日、襲われてしまいます。
精神的に病んでしまった縁の姉は自殺してしまいますが、発覚を恐れた夫が火を放ち一族の大半が巻き込まれる大火事になってしまいました。
珠藍大姉と叉梗は縁の姉を助けに行きましたが、すでに亡くなっていたためせめてもの弔いとして顔にハンカチをかけてあげました。
これのせいで縁は珠藍大姉を犯人だと勘違いしてしまうんですが、実際は全然違っていました。
「紫」の一族がいなくなってしまったのは自分が縁の姉と仲良くしていたからだと珠藍大姉は悔やみます。
珠藍大姉っていろんなところで威圧感のあるキャラとして出てきますが、一貫して女性の立場を向上させたいとか、女性にも学びの場を設けてあげたいとか上に立つ者として結構頑張っているんですよね。
ただの嫌味キャラに見せかけてすごく芯の通った素敵な女性だと思います。
この事件を機に、黄泉の人たちが地上に上がる機会を作ろうと努力していくことを誓い、みんなでこの島を少しずついい島に変えていこうとします。
そして晴れて縁も地上にやってくることができました。
縁は最初「一族のためオランピアとは交配できない」と言っていました。
しかし叉梗の研究により突然変異で生まれた「紫」の子供たちがおり、その子たちが大きくなれば時期に一族を復活させることができるという事実がわかります。
なので縁は配合について気にすることなくオランピアを選びます。
まとめ
途中までドロドロとした展開が多かったルートですが、最後はハッピーに終わってよかったなと思います。
しかしこのルートはいろんな関係性大盛り過ぎて話がとっ散らかってる印象がありますね。
縁は復讐の話と初恋の女の子の話があるんですが、ぶっちゃけどっちかだけでよかったんじゃないかな?とも思います。
それとも復讐相手だけど初恋の女の子でもあるという複雑な心境を中心に書きたかったのかな?
最後の方は全部まとまってよかったのですが、途中いろいろと複雑で情報を整理するのが大変でした。
でも読み応えのあるルートなのでおすすめですよ。
オランピアソワレ 時貞 クリア後感想【ネタバレあり】
時貞という名前から想像できる通り、フルネームは天草四郎時貞です。
最初設定だけ見たときは名前だけ一緒な感じなのかな?と思っていたのですが、設定も同じでした。
時貞は稀人と呼ばれる別の世界から来た人でもともと天供島の人間ではありません。
そして年齢はこの世界で婚姻できる年齢より1つ下なのでいわゆる年下枠といった感じです。
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以下、ネタバレを含む感想になります。
時貞ルート 全体感想
時貞は婚姻年齢よりも1つ下ですが来年になれば結婚できるということと、次期「緑」の長候補ということでオランピアにアプローチをかけてきます。
ちなみに時貞はオランピアのことを「お姉さん」と呼ぶのですが、破壊力抜群ですw
普段年下はそこまでときめかないんですが、こればっかりは上村さんの演技が良すぎて即、落ちましたw
前半は和やかに年下らしい初々しさと若々しくぐいぐいくる感じでデートしたりします。
浜辺で流れ着いたものを探したり、滝を見に行ったりとかなり健全なデートをします。
浜辺では以前使用していた愛刀を見つけたりしていろいろと時貞も心情が変化していきます。
そこで後半からは穏やかではない話の展開になります。
時貞は現在「緑」の色層に所属しています。
年齢などのことを考えて周りからは次期長候補ともいわれています。
しかし「緑」はこの世界では二番手の色層であり、原色である「赤」「青」「黄」より権限が劣ってしまいます。
そこで同じ二番手の色層である「橙」と「黄緑」の長候補である柑南と薙草にそそのかされ、「黄」の長である道摩大師の暗殺を企てます。
時貞は愛刀が自分のところに流れついたのはこうするためだと思い、実行に移します。
結局は道摩大師に諭され、計画は未遂におわるのですが時貞は自暴自棄となり屋敷を飛び出していってしまいます。
それを見たオランピアは時貞を追っていきます。
時貞ルート バッドエンド【世界が終わるまでの夢】
時貞を追って出てきますが、何者かに拉致されてどこか遠いところに連れ去られてしまいます。
そこには柑南と双子である刈稲がいました。
オランピアはここまでくる途中に謎の薬を投薬されており、幻覚が見えています。
それは刈稲も同じで、二人ともお互いをオランピアは時貞を、刈稲は今はいない恋人を思いながら結ばれるという何ともバッドエンドらしいバッドエンドです。
しかも何気に柑南も参加してるからえぐいのなんの…。
乙女ゲームにバッドエンドだからってこういうシーンを入れてくるとはなかなかすごいなと思いました。
このエンドを迎えるとタイトル画面で時貞の陰陽ボイスを聞くことができます。
その後天供島に残された時貞は見つかるはずのないオランピアを探し続けるという内容のボイスでした。
時貞ルート バッドエンド【波間の恋人達】
道摩大師の屋敷から飛び出した時貞はデートで訪れたお気に入りの滝へ逃亡します。
そこには柑南と薙草がおり、暗殺を失敗したからには始末するということで襲い掛かってきます。
そこで時貞は応戦し、薙草にケガを負わせてしまいます。
この状態では自分が処刑されてしまうと思った時貞は再び逃亡し、オランピアも追いかけます。
時貞は「元の世界に帰る」といい、小舟で海へ出ると言います。
オランピアもこんな状態の時貞をほっとけないと言い、一緒に小舟に乗って海へと出ます。
お互い何も言いませんが、これで元の世界に戻れるなんては思ってないと思います。
つまり、そのまま海に沈んでいなくなってしまおうということだと思います。
お互いロザリオを握り、抱き合いながら船で流れていくシーンはとても印象的でした。
バッドエンドなんだけど人によってはメリバに見えなくもない?かな?
まぁ時貞は元の世界でも天供島でもつらいことたくさんあったからもう楽になりたいよね…と思うエンディングでした。
時貞ルート ハッピーエンド【幸福の実】
道摩大師の屋敷から逃亡するところから始まり、オランピアは時貞を追い海に行きます。
そこでは時貞は海に入水している姿があり、オランピアは止めに入ります。
時貞は自分には主の声が聞こえないと言います。
ここでの時貞の話を要約すると、
自分には他の稀人のような奇跡を起こすことができていない(緑の長である常穂は時貞が稀人であるから自分の色層へ引き取った)から偽物だと言われ、奇跡を起こせないなら処刑すると言った。
元の世界でも処刑され苦しんだのに、パライソ(楽園)に来れたと思ったらまた処刑されるという。
主の声は聞こえないのに自分に何を成しえよというのか?死の淵で主を呪った罰であるのか?
という話を涙ながらに語ります。
このシーンはかなり泣けます。個人的には大号泣でした。
そりゃつらいよね…処刑されて死んだと思ったら自分が信じた楽園に来れた…と思ったらまた処刑されるかもしれないってどんだけひどい仕打ちだよ!って思うよね。
ここでのオランピアはかなりたくましく、時貞を立ち直らせます。
声の聞こえない主よりも「私を愛して」と言います。
時貞の信じた神である主よりも、今目の前にいる私に言葉と感情を向けてほしいと。
そう言えるオランピアは素敵だなと思いました。
その後、ことの顛末を緑の長である常穂に報告すべく、屋敷に行くと常穂が血を吐いて倒れている現場に出くわします。
偶然にも近くに医者である玄葉はおり、救命措置を取り何とか一命をとりとめました。
後日、常穂は体調はよくなったものの年齢が年齢なので近々時貞に長を譲ることを約束します。
そうしてオランピアと時貞は少しずつ長として成長していけるよう一緒に頑張っていこうと誓い合います。
まとめ
最初はほのぼのとしてたのに後半結構ハードな内容だったかな?と思います。
元々生い立ちがハードだから仕方がないのかな?
でも最初は頼りないように見えた時貞がたまに見せるキリッとした姿にドキドキしたりするんですよねw
あと個別ルート入って結構早めにキスしたり、結ばれちゃったりしてるので若いなぁと思いましたw
前にやったルートが璃空だし、璃空ルートだとハッピーエンド行かないとそういう展開にならないからちょっと驚きました。
その分ハッピーエンドではかわいい感じで終わっていたのでそれも時貞らしさかなと思います。
オランピアソワレ 璃空 クリア後感想【ネタバレあり】
おすすめ攻略順で一番最初だったので、それに従って璃空を選んでみました。
璃空は「青」に所属しており、軍に所属しています。
また「青」には魂を結晶に変える「筏(ばつ)」を使うことができ、能力が高ければ高いほど速くきれいな結晶に変えることができるとされています。
璃空は能力が高く、次期青の長になるのではと言われるほど優秀な人物です。
本人もかなり真面目な性格で共通ルートではあまり融通の利かないタイプなのかな?という印象でした。
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以下、ネタバレを含んだ感想になります。
璃空ルート 全体感想
璃空ルートに入るとオランピアは「筏」を行っている場に遭遇します。
「筏」は舞を踊りながら行うもので、オランピアも同じ舞をする者としてその舞に感動します。
そしてその舞を踊っていた人物を探す…という流れになります。
当然その舞を踊っているのは璃空なのですが、オランピアは舞を踊っていた人物が誰か気づいていないし、璃空はオランピアに舞をべた褒めされて恥ずかしくてごまかしてしまうのでなかなか正解にたどり着くことができません。
朱砂には「意外と近くにいるかもしれませんよ」なんて言われるけど気づかないものですね。
しかもオランピア自体は璃空の印象があまりよくないので余計に結びつかないのかもしれません。
璃空は真面目ゆえにオランピアが黄泉に行くことをよく思っていないし、黄泉の住人たちをあまりよく思っていない印象があるため、差別するひどい人だと思っているのではないかと思います。
確かに黄泉には罪人もいるのでいい人ばかりではないんですが、いい人もたくさんいるんですねどねぇ。
舞を踊っていたのが璃空だと気づいてからはせっかくだから「筏」の舞を教えてほしいといって隠れ家で個別レッスンを受けます。
このころになるとお互い少しずつ意識しあっているので少しのふれあいでドキドキしたりするのが初々しい感じでかわいいです!
そんなほのぼのとした日常から事態は一変します。
璃空ルート バッドエンド【最初で最後の手紙】
ある日オランピアが街で暴漢に襲われそうになります。
そこで璃空が助けに来てくれるのですが、怒りのあまり生きている人間に「筏」を使おうとしてしまいます。
この世界では生きている人間に「筏」を使ってはいけないという掟があり、未遂に終わりましたが多くの人に「筏」を使おうとしているところを見られてしまいます。
その後、長たちが審議を行いますが、璃空は二度と地上に戻れない処刑人として地下に配属されることとなるバッドエンドです。
このエンドを迎えるとタイトル画面で陰陽ボイスを聞くことができるのですが、これがまた悲しいのなんの…。
信長くんの演技も相まって本当につらくて悲しい語りなので、個人的には悲しい内容ではあるけど聞き入ってしまうボイスのひとつです。
この世界での処刑人とは大罪人を処刑する係であり、生きたまま人間に「筏」をかけ無理やり結晶にしてしまうということをしなければいけません。
生きたままの人間を結晶にするにはかなりの苦痛があり、断末魔の叫びをあげながら結晶になるそうで何度もそういう声を聴きながら一生を過ごさなければならないそうです。
処刑人になった璃空は「オランピアに会いたい、声を聴きたい」と思いながらもこの断末魔を聞きながら一生を過ごすという精神的にくるバッドエンドだなと思いました。
璃空ルート バッドエンド【美しい徒花】
このルートでは審議の結果、恩情を含んで「青」の地位を取り上げる=黄泉落ちという結果になり璃空は黄泉で生活することになります。
今まで行ったことも見たこともない黄泉での生活は地上にいた璃空には想像もできないところで、黄泉とはどういったところなのかを知っていきます。
今まで自分が思っていた世界と違い、気のいい人たちも多く黄泉も悪いところばかりではないと思いなおします。
そんな璃空と一緒にオランピアもついてまわるうちにお互いがひかれあっていきます。
しかし、璃空はオランピアを拒絶してしまいます。
璃空は真面目ゆえに自分の出自を気にしていました。
璃空は「青」の前長の養子となっていましたが、そうではなく黄泉出身の人間から生まれた子供だったそうです。
誰よりも純血を尊ぶ璃空だったのですが、その理由が「自分が純血じゃなかったから」なのです。
そんな自分を拾ってくれた「青」の長たちに恩を感じており、オランピアと結ばれることで純血が途絶えてしまうことを危惧しています。
オランピアのことが好きがゆえに手を引くしかない切ない気持ちが泣けます。
だから自分とじゃなくもっと優秀な朱砂と結ばれる方がオランピアにとっては幸せだという璃空に号泣待ったなしです!
ここのシーンは本当に泣けますよ!個人的には作中トップクラスの号泣でした。
好きならあきらめないでよぉぉ。
で、これとは別に最近人がいなくなるという事件が起こっていました。
この事件を探っていくと叉梗が関わっているのではないかという事実にあたります。
璃空はそれを突き止め、砂浜にいた叉梗を問いただします。
するとあっさりと認め、自分の研究のために結晶が必要だったと言います。
自分の研究には璃空の「筏」で作られた結晶が純度が高いので協力するよう言われますが、ここで高波がやってきて璃空と叉梗を飲み込んでしまいます。
そのまま二人は波に飲まれたまま帰ってこず、バッドエンドを迎えます。
このエンドでは後日オランピアと珠藍大姉が好きな人を失った消失感を共有しながら悲しむ姿が見られます。
というか、このエンド迎えるまで珠藍大姉が叉梗のこと好きなの知らなかったよw
今後も珠藍大姉と叉梗の関係性は生きてくるのでサブストリーとしては覚えておくとより理解が深まると思います。
璃空ルート ハッピーエンド【花婿の印】
高波に二人が飲み込まれるところまでは共通ですが、璃空は何とか生還してきます。
叉梗はそのまま波に飲まれて行方不明となります。
晴れて璃空は「青」の地位を取り戻し、軍へと復帰します。
しかし今までとは違い、純血へのこだわりや黄泉の住人への偏見はなくなりより良い未来のために協力していこうという流れになります。
いろいろなことが片付き、ようやくオランピアと結ばれることになりました。
「白」の女は好きな人と結ばれると髪の色が好きな人と一緒になるという言い伝えがあり、オランピアは髪の色が変わったことを嬉しいような恥ずかしいようなな感じでしたが、突然色が変わって慌てる璃空との対比が面白かったです。
あと、あまりにも奥手すぎてオランピアに襲われる璃空もそれらしくてよかったです。
この二人は初々しくてかわいいカップルだと思います。
璃空が真面目過ぎるゆえに奥手なんだよねw
今後の感想にも書きますが、全体を通してオランピアに手を出すのがダントツ遅いです!
しかも最終的にオランピアに襲われてるしw
璃空ルートは段々とひかれていく過程がゆっくりと描かれているので世界観も含めて全体をつかむにはちょうどいい感じのシナリオだったと思います。
個人的には全攻略対象の中でも結構好きなルートなのでぜひともイチオシしたいと思います。
オランピアソワレ クリア後全体感想【ネタバレあり】
バスタフェロウズをクリアした後に購入したのがこちらのオランピアソワレです。
プロモーションがアップされてから購入しようかどうしようか悩んでいましたが、同時期に発売される予定だったソフトが発売延期となったので購入しました。
プロモーション映像は見ていましたが、それ以外は特に調べることもなくイラストや世界観が気に入ったので購入したのですが、かなり満足できる内容でした。
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以下、ややネタバレを含んだ感想になります。
全体のシナリオについて
生まれ持った色で階級が分かれている世界でたったひとりの「白」である主人公は「白」を持つ子孫を残すために婿探しをするというのが大まかな内容です。
全体的なシナリオには色による階級がかなり関わっていて、攻略対象によって立場がかなり変わってきます。
罪人や混色、原色以外の色を持った人間は黄泉に落とされ、地上で生活することを許されません。
そういった価値観の世界でシナリオが展開されていきます。
こういったところは現代社会でもありうる話だなぁ…という感想を持ちました。
階級によって差別したり、自由に恋愛することもできないということは現代でもありえなくはないな…と。
攻略対象たちは比較的こういった現状を変えたいと思っている人が多かったのでそこまでつらいシナリオではなかったかなと思います。
個別ルートの流れはほぼ全員違った流れなので飽きることなく進めることができます。
また少しずつこの世界の秘密なども明かされていくので、そういったところも面白かったです。
なので公式には攻略順は発表されていませんが、非公式にライターの片桐由摩さんのおすすめ順はあるのでその順でやると全体の話の流れはわかりやすかったと感じました。
攻略順・攻略制限について
攻略順は公式には発表されていませんが、ライターの片桐由摩さんのおすすめ順があります。
そのおすすめ順は
璃空→時貞→縁→玄葉→ヒムカ→朱砂
となっています。
また後半のヒムカ・朱砂に関しては攻略制限があります。
この順番で攻略すればヒムカも朱砂も問題なく解禁されるので私もこの順番で攻略しました。
攻略制限があるのでヒムカや朱砂を最初に攻略したかった方には面倒かと思いますが、その二人は全体の話の真相がかなり出てくるシナリオとなっているので仕方がないかなと思います。
ヒロインについて
ヒロインは通称「オランピア」と呼ばれ、太陽の光を舞で強めることができます。
今まで屋敷にこもりっぱなしであまり人と交流してこなかったので世間知らずなところもあります。
基本的には崇められたりしていますが、交流が少ないがゆえに人となりがわからず怖がられたりすることもあります。
現在みんなが住んでいる「天供島」出身ではなく、近くの離島である「天女島」出身であり、見た目に反して素潜りや野山をかけたりするのは得意だったりします。
そういった場面では無邪気にはしゃいだりしているので、結構かわいいです。
基本的には内気で引っ込み思案なところもありますが、今の自分を変えたいとも思っているので思ってもないところで強気になったりします。
また色による差別についてもよく知らなかったので、上の階級でも下の階級でも分け隔てなく交流するところは好感が持てます。
ヒロインとしては特に難のある性格ではないので、楽しんでプレイすることができました。
システムやエンディングについて
システムはいつも通りのシステムで特に問題はないかと思います。
章ごとに選択することができるので、周回やお気に入りの章を読んだりするのも簡単です。
選択肢はそこそこある方で、アイキャッチありにしておけば簡単に正解の選択肢を選ぶことができます。
エンディングは攻略対象ごとにバッドエンド2つ、ハッピーエンド1つとなっています。
またこのゲームには陰陽ボイスというものがあり、バッドエンドのどちらかとハッピーエンドを迎えるとそれぞれの内容に対応したボイスがタイトル画面で聞くことができます。
こちらはおまけなどには収録されていないのでぜひともタイトル画面で聞きましょう!
バッドエンドのボイスでは本当に悲しい内容なので聞いてるこちらもつらいです。
おまけではスチルの鑑賞やムービーの鑑賞などができます。
また攻略対象に対応したサブキャラクターたちの手記などもあります。
作中ではどうしてこんなことをするのかわからなかったキャラたちの心情が綴ってあるので物語により深みが出ます。
攻略対象たちは手記はもちろん、インタビューや後日談などこちらも充実した内容になっています。
後日談に関してはスチルもあるので、大満足の内容でした。
インタビューも攻略後の内容になっているので、甘めな内容でよかったです。
まとめ
私はすべて攻略するまで大体50時間程度かかったので結構ボリュームがある方ではないかと思います。
というか一部手記が読めていないところもあるのでもう少し時間はかかるかもしれません。
それぐらい充実した内容となっているのでじっくり楽しめると思います。
大まかな内容はややシリアス寄りではありますが、くすっと笑えるシーンや感動するシーンなどもあります。
当然萌えるシーンもしっかりあるのでおすすめです。
CEROがDなのできわどいシーンもあるのでそういうのが苦手な方には難しいシーンもあるかもしれませんが、シナリオとイラストどちらもおすすめできる作品なのでぜひともやってみることをおすすめしたい作品です。
ホラーチャットゲーム 間違えないでください プレイ後感想【ネタバレあり】
iPhoneで遊べるアプリ「ホラーチャットゲーム 間違えないでください」をプレイしました。
こちらはメッセージアプリ風の画面で返信という形で選択肢を選んでいきながら進めていくゲームとなっています。
画面は本当に某メッセージアプリにそっくりなつくりになっているのでとても馴染みやすいです。
あらすじ
ある日、同じサークルの仲間が不可解な死を遂げることから負の連鎖が始まっていきます。
その原因はメールで送られてくる問題であり、間違えたり時間切れを迎えると同時に死んでしまうというもの。
主人公たち残された仲間たちは送られてくる問題に正解しながら解決しようとします。
最初は普通の日常会話が続くので段々と恐怖の状況が襲ってくるのはなかなかに怖いです。
サークル仲間は主人公を含め7人いますが、最終的には何人生き残ることができるのか…。
全体感想【ネタバレあり】
選択肢を選んでいきながら進めていきます。
最後までクリアするのにのんびりやりながらで2日くらいで終わりました。
メッセージがくるまで時間がかかるので暇なときにちまちま進めていくといいですよ。
一気にクリアしようと思うと待ち時間が長く感じるかもしれませんね。
エンディングは5種類あり、分岐点では必ず!マークがついた選択肢が出てくるので迷うことはないと思います。
それまでの選択肢では間違った選択肢を選んでしまうとバッドエンドになってしまうものもあるので、注意が必要です。
バッドエンドになっても近くのポイントからやり直せるので特に問題はないと思います。
また選択肢以外にも送られてくる問題にも答える必要があります。
問題はクイズのようなもので、回答は選択肢ではなく実際入力して答えることになります。
どうしてもという場合はヒントがあるので、ヒントを活用すると大体わかると思います。
ヒント1はすぐ見ることができますが、ヒント2・ヒント3は広告動画を見ることで得ることができます。
これはアプリが無料なのである程度仕方がないので我慢しましょう。
物語と同様、問題に間違うと即バッドエンドに行きますのでよく考えてから回答しましょう。
まぁ間違えても同じところからリトライすることができるのでそんなに深刻に考えなくても大丈夫ですねどねw
以下、エンディングについての感想です。
Adandon END
さくらに病室に来てもらうエンディングです。
さくらと一緒にいれるけど特に何も解決しないエンディングなので釈然としません。
ちなみにAdandonとは放棄するという意味らしいので、何もかも放棄しているということでしょう。
Dystopia END
さくらには病室に来てもらわず、一緒に解決を目指したのにどうしてこうなった?なエンディング。
こちらのエンドではさくらは生き残りますが、梅ちゃんは途中離脱してしまいます。
しかも解決したと思ったら、さくらが問題メールを拡散していて街が壊滅状態になります。
なぜこんなことをしたのかというと、彼らのサークルで作っている情報誌「上馬」の発行部数を増やすため。
「上馬」に問題の解答やどうしたら解決できるかを特集すれば売り上げが上がるからという理由でした。
たしかに発行部数が少なくて廃部寸前だとは言ったけど、こんなことしてほしくなかったよ…しかも部員は2人だけだしね。
結局根本的なところを解決できていないので、まったく未来に希望の持てないエンディングとなりました。
TRUE END B
このエンディングでは無事問人を黙らせることができ、負の連鎖を断ち切ることができます。
最後に残ったメンバーでまた「上馬」を作っていこうと頑張るエンディングとなっています。
こちらでは途中さくらに告白をしているので、最後にさくらとの恋愛っぽい会話をして終わりとなります。
TRUE END A
こちらのエンディングも流れはTRUE END Bと同じようになっています。
こちらのルートではさくらに「同じサークルの仲間」と言っているのでさくらに告白することはありません。
代わりに梅ちゃんが二人きりの取材旅行を切り出してきます。
主人公は梅ちゃんの好意に気づいていないので、梅ちゃんがこれから頑張るぞ!な感じで終わります。
まとめ
最終的に生き残るメンバーは固定なので途中の犠牲者はどう頑張っても助けることができませんでした。
できれば全員生還するエンドがあってもよかったんではないかなと思うんですけどね。
喧嘩しながらも仲良くやってきたサークル仲間なのにこんな別れはさみしい…。
最初のエンディングに到達するまでが長く感じましたが、エンディングに到達すれば分岐点近くからやり直すことができるのでよかったです。
エンディングを向かえるたびに最初からやり直しだったら心が折れて最後までクリアできなかったかもしれません。
生き残ったメンバーは少ないですが、トゥルーエンドでは問題を解決して未来に向かえる終わり方でよかったと思います。
ところで結局問人は何だったの?
都市伝説とか不幸のメールとかが徐々に意思を持ち始めて悪意化したとかそういう感じのものっていう感じかしら?
とにかく現代的なホラーって感じでちょっとヒヤッとするけどとても楽しめました!
BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) AULD LANG SYNE(アダムルート)感想【ネタバレあり】
バスタフェロウズの共通の謎・その2
テウタの兄・ゾラの行方についての真相がわかるルートです。
このルートでは主にテウタの親友・アダムが中心となって話が進んでいきます。
以下、ネタバレを含んだ感想になります。
AULD LANG SYNE(アダムルート) 全体感想
共通ルートでもありましたが、テウタには警察官で現在行方不明の兄・ゾラがいます。
仕事をする傍ら、ゾラの行方も探していました。
テウタからすると兄は優しく正義感のある人物だったので事件に巻き込まれてしまったのではないかと心配しています。
そんなゾラですが、実はテウタの想像している人物とはかけ離れた人物だったことがこのルートで明らかになります。
ゾラは確かに優しく正義感のある警察官でした。
しかし、いつしかお酒や薬物に手を出すようになってしまい、どんどんと性格が歪んでいってしまったのです。
そんなある日、ゾラは人気のない小屋にテウタを呼び出し、暴行を加えようと計画します。
しかし、そこに偶然ですがテウタの親友・ルカが来てしまいます。
ゾラは計画を変更してルカに暴行を加えようとしますが、騒ぎを聞きつけたアダムが来て、ルカを助けてくれます。
ルカには逃げるよういい、アダムは大親友であるテウタとルカを守るためにゾラを殺してしまいました。
アダムの家は裕福な家系でこのことを父に相談すると「任せておけ」と言われ、ゾラの死をもみ消しました。
かわりにアダムはルイ・ロペスへと入会することとなり多くの人と秘密を共通することとなります。
ルカはゾラに襲われたことを、アダムはゾラを殺してしまったことをテウタに黙っていたことを謝りますが、テウタはそんな二人を許しました。
テウタにとっては兄よりも大親友の二人の方が大切なんだなぁと思える印象的なシーンだと思います。
今まで共通ルートや個別ルートでもたびたび語られてきたゾラについてですが、まさかこんな最後に印象を覆されるとは思いませんでした。
今までいい兄という印象だったのですが、実際はとんでもないクズ兄だったっていう…。
そしてテウタに今まで黙っていた二人もつらかっただろうと思います。
ルカは警察で性犯罪について熱心に捜査しているという背景はここからきていたんですよね。
そう思うと本当にこの幼馴染三人組がかわいそうでなりません。
そしてもう一つの真実。
アダムの体は病魔にむしばまれており、ついには幻覚が見えるまで悪化している状態でした。
しかしそのことは大親友の二人には伝えていません。
大親友だからこそ言えなかったのかもしれません。
共通ルートや他のルートでもアダムは特にテウタのことを気にかけています。
ルカにも暗に「告白しないのか?」ということを聞かれますが、「テウタが幸せならそれでいい」と言います。
個人的には本当にアダムはテウタの幸せだけを願っているし、それを叶えるのは自分ではないと思っていると思います。
アダムは正義のためとはいえ、ゾラを殺してしまっているし、その罪を償ってもいません。
なのでアダムの中では自分はテウタを幸せにできないと思っていると感じました。
しかも病気も悪化していっているので、自分と長くいることはできないとも思っているのではないかと思います。
最後のテウタと一緒に車に乗って移動するシーンでテウタはアダムが眠ってしまったと思っているようですが…実際はどうなんでしょうね?
どちらともとれるような終わり方となっているので何とも言えませんねぇ。
しかし最後のエンディングシーンで今まで一緒に歩いてきたテウタとルカは前に進んでいたのにアダムだけ途中で止まって一緒に進めない…という終わり方をします。
そこから察するに今ではないかもしれないけど、もうテウタとルカと同じ道は進めないという暗示なのかなと思いました。
この終わり方は結構賛否両論あるみたいで「最悪のエンディングだ!」と言われることも多々ありますが、個人的には嫌いじゃないです。
アダム本人が病気を受け入れ、それを償いだと思っているんだったら受け入れるしかないんですよね。
表で暴ききれない悪を正すということは少なからず、こういう側面も持っているというか必ずしもすべてがハッピーに終わるわけではないという感じがバスタフェロウズっぽいのかなと思います。
このルートを終えればほぼ全ルートクリアというかたちになります。
どのルートも出来がよくて、乙女ゲームだと全部のルート気に入るというのはなかなか難しいのですがバスタフェロウズは全ルート満足のいく内容となっていました。
またサスペンス部分もしっかりしていて、まるで海外ドラマを見ているような満足感でした。
立ち絵の種類も多く、スチルもきれいなので大満足でした!
BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) フルサークル編 クリア後感想【ネタバレあり】
条件を満たすと解放される真相ルート・その1がフルサークル編です。
フルサークル編では作中の謎だった「ルイ・ロペス」とは何なのか?というのが明かされます。
以下、ネタバレを含んだ感想になります。
フルサークル編 全体感想
フルサークル編では作中ずっと謎だった「ルイ・ロペス」など謎の組織について解き明かされます。
ルイ・ロペスとは最初不法入国者たちが集まってできた組織でした。
当初の目的はほぼ人権のなかった不法入国者たちを助けたいという善意から生まれたものでした。
その活動はどんどん広がり、メディアや病院、警察関係者など多くの協力者を得ることになります。
しかし多くの関係者が関わったことでお互いの独自なつながりを持ち、いつしか秘密を共有する関係へと変貌を遂げていきました。
秘密というのはいいことばかりではなく、悪いこともあり不祥事のもみ消しなどもあったようです。
元々ルイ・ロペスは2人の兄弟が中心となり発足しました。
それがテオとアレックスの2人になります。
テオはカルメンさんの恋人で、アレックスはカルメンさんのお店で働く少年…の姿をした青年です。
過去にいろいろとあり、成長が止まってしまっていますが年齢としては立派な大人だそうです。
いつしかこの兄弟からルイ・ロペスを乗っ取ろうと考える人が出てきて、策にはめられ兄弟は同士討ちすることとなりテオは亡くなってしまいました。
そしてこの計画をしたのが検事局のヴォンダで、今回の事件の黒幕となります。
うまく乗っ取りが完了するというところでアクシデントが起きます。
なんとここまでのすべてのシーンをフルサークルというSNSでリアルタイムで動画配信されていたのです。
それをやったのはカルメンさん…実はルイ・ロペスの一員であり、フルサークルの管理人でもあるのです。
リアルタイムに配信された動画は削除することもできず拡散され、ヴォンダの罪の告白などもすべて明るみになってしまったのです。
結局、その後ヴォンダはつかまりこの事件は解決します。
…が、ルイ・ロペスという組織について誰も追及しようとはしませんでした。
それは警察関係者にもルイ・ロペスの会員がおり、深く追求されないよう根回しをしたからです。
今までトップだった兄弟はいなくなってしまい、統率しようとしていたヴォンダもいなくなりました。
しかし、それは些細な事でまたいずれ統率しようとする者が出てくるということ。
またヴォンダのような人物がトップになれば同じような事件が起きるのは明白です。
この話は本当に後味の悪い話で、結局正しく統率しようとする人物が現れない限りはまた同じことが起こってしまうというところがなんだかなぁ…と思ってしまうんですよね。
ヴォンダも自分の信念で正しいことかはさておき、自分の正義を信じてこの事件を起こしたわけで。
それってテウタたちも同じで自分たちの正義のために他人の悪事を暴いていたと思うとルイ・ロペスとテウタたちもやっていることは変わらないということなんですよ。
最後にテウタたちも自分たちの正義を見つめなおしルイ・ロペスのようにならないよう決意を新たに活動していこうと決心をするので、ぜひとも本当に正しいことを見つけられるような活動をしていってほしいですね。
ちなみのこの話ではテウタは誰ともくっついてないので、メンバーの一員として活躍しています。
サスペンスとして続編を考えるならこのエンディングだとやりやすいのではないかなぁと思いますw
誰かとくっついちゃうと続編作りにくくなっちゃうのでねw
バスタフェロウズのいいところは、こういう現代社会の闇みたいな部分をしっかりと書いてあるところだと個人的に思います。
乙女ゲームなんだから夢見させろよ!という意見もあるようですが、実際こういう問題が本当に起こっていると思うといろいろと考えさせられるきっかけになったかなと思いました。