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BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) スケアクロウ クリア後感想【ネタバレあり】

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裏社会のボス・スケアクロウ

…って自称してるけど実際は凄腕ハッカーという感じかな。

メンバーの中でもいじられ役でどのルートでもにぎやかなタイプです。

普段こういう攻略対象にハマることってないなぁ…と思いながらプレイしましたが、まんまとハマりました、クロちゃんかわいいです!

 


BUSTAFELLOWS 通常版

 

以下、ネタバレを含む感想です。

 

スケアクロウルート 全体感想

メンバーの中でも年下だからか普段からいじられ役な感じです。

でも同居している家や車など大半のものは彼の所有物なので結構儲かっているみたいですw

珍しく共通ルートからテウタに対して好意を隠してなく、かわいいとか女の子だから特別扱いとか結構あるので個別ルートもドタバタなコメディ感のある感じなのかと思ったら結構ハードな話でした。

 

スケアクロウルートでは彼に隠された過去を掘り返す内容となっています。

ある日潜入調査に出かけたとき、用心棒に襲われ危機を迎えます。

そのときスケアクロウが標的となってしまい攻撃され絶体絶命というとき、自我を失ったようにスケアクロウが反撃をします。

そこで一応助かったのですが、一体あの姿は何なのか?となります。

 

 

 

スケアクロウは腕のいいプログラマー飛び級で大学を卒業できるほどの頭脳を持っています。

父親も同様に腕のいいプログラマーをしていたのですが、ある日裏組織に親子共々誘拐されてしまい脅迫されてプログラムを作ることになります。

その時、人に言えないレベルの拷問などを受けトラウマとなってしまい、自己防衛反応で自我をなくし反撃するような人格を持ってしまいます。

 

二人の作ったプログラムを使ったことで街は一気に停電し、大規模な被害が出てしまいます。

それを知って組織を抜けようと脱出しますが、運悪く父親だけつかまってしまい、自分だけ生き延びて父親とは離れ離れになってしまいます。

以降スケアクロウは組織に見つからないよう、偽名を使い逃げながら生活をすることになりました。

 

共通ルートのクロちゃんからは想像もつかないあらすじでとてもびっくりしました。

しかも自己防衛反応が出ると自我を失って攻撃してしまう姿も普段ののんびりしたクロちゃんとかけ離れていて結構ショックでしたね。

 

結局、組織に見つかってしまい自分たちに協力するかそのまま死ぬかを迫られます。

組織にはもう戻りたくないと言ってしまったので、廃線になった列車に乗せられそのまま自爆するよう仕向けられます。

その中には今まで探していた父親も一緒にいました。

残りのメンバーで何とかスケアクロウを助けようと画策します。

 

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スケアクロウルート【バッドエンド】

バッドエンドでは過去に戻ってスケアクロウに待ち合わせ場所に行かないように伝えます。

しかしテウタは他人に憑依しているので、スケアクロウには意味が通じず結局何も状況は変わらなかったため列車は自爆し、スケアクロウ諸共大破してしまうエンディングです。

 

ここで常にモズが言っている「過去に戻ったからと言って今よりいい未来が待っているとは限らない」という意味が生きてきます。

テウタはクロちゃんを救うために過去に戻ったのですが、結局は何も状況は変わらなかったので過去に戻ってもいい結果にはならなかったというのが何とも悲しいですね。

テウタが過去に戻っても状況が何も変わらなかったのは初めてかな?

だから余計に何とも言えない展開のエンディングだなと思いました。

 

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スケアクロウルート【ハッピーエンド】

過去に戻り、スケアクロウに暗号を渡すエンディングです。

暗号を使用することで列車の暴走を止めることができて、何とか生還することができました。

また組織についてもある程度の証拠が見つかったので捜査をすることになって晴れて親子ともに自由の身になれました。

 

スケアクロウルートのおすすめは何といっても後日談のSide:Bです!

まずは今まで離れ離れだった親子の歩み寄りの話になります。

父親とは小さいころに離れてしまったのでお互いどう接していいかわからない状態になってしまいます。

会う約束はしたけど、どうしていいか不安もあり会いたいような会いたくないような…と複雑な気分なクロちゃんにテウタも一緒についていくことに。

 

 

 

待ち合わせ場所で待っていたのに約束の時間になっても父親が来ないので、きっと会いたくないんだ!と言ったら遅れて父親がやってきます。

手にはいっぱいの荷物を抱えており、タクシーのトランクからもたくさんの荷物が出てきます。

父親も久しぶりに会う息子にプレゼントがあげたくて用意したけど何が好きかわからなくてたくさん用意してしまったようです。

 

プレゼントは図鑑やおもちゃやぬいぐるみなど子供向けなものばかりで今の年齢には合ってないものばかりだけどクロちゃんを思って用意したと思うとほっこりしますよね。

あとお父さんクロちゃんに負けず劣らずのおっちょこちょいのようでこんなプレゼントを用意してしまったようです。

それでも自分を思って用意してくれたのがうれしかったようで、これから少しずつ今まで会えなかった時間を埋めていこうと約束するのがいいですよね。

共通ルートや他ルートで自分には家族がいないとさみしそうにしていたクロちゃんを思うと素直によかったねと言える展開でした。

 

 

 

次にテウタとデートする話。

テウタとドライブしてピクニックデートを計画するのですが、最初からクロちゃんらしくまったく安心できませんw

クロちゃんは免許はあるものの普段運転しないので、かなり心配なドライブデートとなりました。

 

さらにピクニックといえばお弁当ということでテウタがお弁当を用意してくれたのですが、テウタは料理が苦手なので何とも言えないサンドウィッチが出てきます。

それでもクロちゃんは「自分のために作ってくれたんだから世界で一番おいしい」と言ってくれます。

クロちゃんのこういう優しいところかっこいいですよね!

 

帰りはまたクロちゃんの運転する車で帰ることになるのですが、車の駐車位置が悪くぬかるみにはまってしまい、発進することができなくなってしまいます。

長い時間かけて脱出したときには二人とも泥だらけで車内も泥だらけ…それでも楽しかったからいっか!な二人がかわいかったです!

…しかし帰宅して惨状を見たモズにめちゃくちゃ怒られてたのは作中屈指のシーンだと思いますw

 

 

 

他の攻略対象はテウタよりも年上で大人っぽい人が多いのでクロちゃんみたいに等身大の恋愛ができるのは新鮮でした。

他よりも初々しい感じがほほえましく見てられるのが本当に癒される!

他のメンバーも茶化しながらも見守ってる感じがしてほっこりするルートでした。